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6月議会一般質問

6月19日に大和市議会での初めての一般質問を行いました。 議会では、最初に質問を行い、それに対する答弁を大和市側で行い、そのあと、質問者が答弁に対する意見、要望を述べる形式で行います。そのうち、最後の意見、要望の部分を掲載します。

 

各項目に関するご説明ありがとうございました。

これらのご説明に対する、意見、要望を述べさせていただきます。

最初に、まちの健康の増進、拡充のために関する内容でございますが、今後、大和市においても、災害に強い防災まちづくり、居住環境向上の観点から、定期的な健康診断としての被害想定を行って頂くことを要望します。

今回の神奈川県の南関東大震災の場合の被害予測データを見ますと、平成20年度被害予測結果より、はるかに多い被害結果となっています。最初の質問でもお示しした数字と比べますと、大和市内では、死者が10人以内から420人と拡大しています。全壊も3820棟から、9060棟、出火件数も17件から30件、焼失家屋も1890棟から3060棟という結果です。

従来の大和市の被害想定結果は東日本大震災発生時以前のものと思われますが、今回の神奈川県のデータを照らし合わせ、さらに消防自動車等の進入困難な狭隘道路情報を加味するなどの作業を行って頂くよう要望いたします。

さらに今後、最新の各種指標を収集するとともに、最新の被害予測手法等を用いて被害予測を行い、最低でも5年から10年に一度は大和市内で危険性の高い地域を絞り込むための業務を継続していただきたい。その上で、次回の総合計画や都市マスタープラン検討時には、これらの情報を活かした計画策定を要望いたします。

大震災等の災害時に、市民の生命と財産を守ることは、行政としての大きな責務であります。このことを念頭に真摯な取り組みを期待いたします。

 

次にGISですが、今後の情報化社会の進展とともに、行政機関においても業務遂行上、その重要性はますます高まることと考えます。今後、大和市においても現状に甘んじることなく、各課の保有するデータのGISシステムへの搭載による入力情報の順次追加や、既存のGISの更新時期に合わせた庁内のソフトの統一を図るなどを行い、業務効率化と政策判断のスピード化に役立てるようなGISの高度化を切に要望いたします。

また空き家情報についてもGISデータに入力することにより、関係各課との情報共有が可能となり、不動産活用や流動性増大にも寄与すると考えられます。この点についても併せて要望いたします。

 

次に災害危険度の高いまちづくりについてです。私は桜ヶ丘地区に住んでいますが、谷戸頭自治会や桜ヶ丘自治会の一部地域では、住宅が密集しているとともに、空地も少なく、狭隘道路が多く存在して、かなり延焼危険の高い状況となっています。

平成22年に改訂された都市マスタープランでは、「谷戸谷戸頭地区では、敷地規模や高さ、壁面位置の指定などについてルールを定めることにより地域の防災性や安全性の向上を図ります。また、そのような地域の皆さんによるまちづくり活動を支援します。」と記述されています。これは20年ほど前の谷戸頭地区の記述とほとんど同じですが、災害危険度などの実態は少しも変わっていません。地域の防災性改善や居住環境改善が20年間、手つかずのままであるともいえます。

これらの地域については、今後、地域の皆様と協力して防災まちづくりの勉強会を進めていく予定ですが、地区計画作成に至る合意形成などのハードルが高いように考えます。また谷戸頭地域は第1種低層住居専用地域で、準防火地域でもありません。このような地域では、仮に大震災が直近で発生した場合、即座に大きな被害が予測されます。そこで、地区計画作成に至らなくても、災害危険度の高い地域を対象として、危険ブロック塀等の改善や移築、道路の行き止まり改善、地域内の少広場整備、防災設備整備などの補助メニューを検討していただくことを要望します。

また、地区計画や防災まちづくり計画検討段階に至った場合は、国土交通省の密集市街地整備事業メニューのうち活用可能な事業メニューを積極的に活用していただくことを要望させていただきます。これらの点につきましては、今後とも継続的に担当課との意見交換や議会での質疑に取り上げさせて頂きますのでよろしくお願いいたします。

大和市の重要施策に関する関係部署の連携につきましては、今回はセクショナリズクに陥らないことを切に要望することにとどめておきます。

 

空き家対策につきましては、今後、高齢者の独居家屋などを中心にますます増大することが見込まれます。空き家の放置は、景観上、衛生上、防災や防犯上、さらには地域活力低下など、様々な弊害があります。一方、空き家および敷地の有効利用により、若年世代の居住促進などの地域活性化や、オープンスペースの拡大などによる地域防災力の向上につながる効果があります。そのため、大和市におきましても空き家対策に本腰を入れて取り組んで頂くよう強く要望いたします。

以上で渡辺の一般質問を終了いたします。