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高齢者や地域住民などの「居場所」先進地を巡る

 昨日は、午前中に大和市議会第1回臨時が招集され、専決処分の報告や常任委員会の選任などがありました。

 午後は、大和市民活動センター主催による居場所先進地「希望ヶ丘」の見学ツアーに参加しました。4か所訪問しましたが、それぞれ特色があり参考になる事例だったのでその概要をご紹介します。

1.Mana house(シェアキッチン)

横浜市空き店舗活性化事業選定、横浜市旭区きらっとあさひ地域支援事業認定>

 (1)主な事業内容

 ①レンタルスペース;仕事、勉強、クラス会、女子会、同窓会等へのレンタル

  キッチンも利用できる  料金は500円/時間・人

 ②長屋的風景;キッチンをシェアして繋がる風景、地域におけるもう一つの家族とし

  ての居場所、個の時代における一人ごはんの解消(ごはん会の開催)

 ③Manaカレッジ;学びの交換、培ってきた経験、スキルの伝授、五感で発信

 (2)問題点

  採算上の問題が大きい、家賃負担が大きく家賃の半額程度の赤字

 

2.コミュニティ工房クリエ(DIYレンタルスペース)

(1)主な事業内容

 ハウスメンテマスターによるコミュニティづくりをコンセプトに男の居場所づくりを

 目指している(工務店、職人がハウスメンテマスターを教育し、ハウスメンテマス

 ターは、自分の家や地域の利用者の工作を行う)

 事業として、

 ①ハウスメンテマスター検定、スキルアップ講習など

 ②DIYルームレンタル

 ③地域支援活動

(2)今後の展開

  2012年に従来のパブを改装してオープン、1階はコミュニケーションルーム、3階

  は、DIYルームとなっている  NPOに向けて活動中

 

3.希望カフェ(コミュニティカフェ

 <横浜市旭区きらっとあさひ地域支援事業認定>

(1)主な事業

 高齢者の憩いと交流、3世代交流の場の提供を目指している

 ①手作り小物展示販売とカフェ事業

  ・50のボックスを用意している、場所によりレンタル料は異なるが1000円~

   2500円/月に加え、小物売り上げ額の10%

  ・年々売り上げはアップしている

 ②生きがいづくり講習会、講座(手工芸教室を多数開催)

 ③ノルディック及びポールウォーキング

 ④3世代が楽しめるホームカーリング大会(ゴルフボールを利用したカーリング

(2)問題点等

 旭区の補助が5年間で終了となるためその後の収入確保

 スタッフはボランティアに近い金額でサポートしてくれが、そうでなければ経営的に

 苦しい

 

4.ハートフルポート(自宅の一部を改装したコミュニティカフェ

(1)主な事業

 ①カフェ事業(ランチ充実、地域の人が気軽にご飯を食べられる場)

 ②イベント事業(様々なイベントで非日常を味わえる場、地域の人たちが出会える

 場、能力発揮の場、地域課題に貢献できる場)

   例;歌唱健康法、優しい食育、大人のための絵本カフェ、ゴスペルの弾き語り、

     歌声サロン、フォトコンサート、各種ミニコンサート

(2)事業運営の留意点等

 思いを大切にすること、経営感覚を持つこと、社会とのつながりを持つこと

 (オープン1年半で5075人と出会いがあったことになる)

 自宅を改装しているので、家賃は不要であり、投資額の回収という考えはないので、

 経営的には不安はない

 

総括

 希望ヶ丘には、顧客ターゲットや事業理念の異なる様々な居場所が点在しており、まさに居場所先進地と言えます。大和市においても今後、様々な居場所づくりへの取り組みが出てくると思われます。

 今年の3月議会での一般質問でも取り上げましたが、大和市でもこのような民間や自治会、NPOなどが主体となって行う居場所づくりを支援する制度を早急に整備することが必要と感じました。

 今後も継続的に大和市での居場所づくり支援の実現に取り組んで行きます。