議会運営委員会での発言

 私は、今まで会派を組んでいた方々とは、人間的には尊重し、仲が良かったのですが、政治的スタンスが違うために1年半前に会派を離脱して、会派に属さない議員となり現在に至っています。

 会派を離脱することは、会派制を布いているいる議会運営の中で不利益を被る部分が多いことは承知していました。しかし、支持者の方々に明確な政治スタンスをお示しすることが必要だと考え、あえて会派を離脱する道を選択しました。

 私の政治的スタンスは保守系無所属議員です。さらに言うならば、地方議会の市会議員として、大和市政、私の住む桜ケ丘、さらには大和市南部の地域活性化や利便性向上、改善などを第一に考え行動することです。

 

 しかしながら、会派に属さない議員となって1年半が経ちました。その間、議員としての様々な不利益を被りながら、あまりその点についての発言は控えてきました。会派制の原則の壁が大きいからです。

 また、本会議に提出する「意見書」等も会派間の修正、修文などのやり取りが中心で、「会派に属さない議員」に対して何の情報も入ってきませんし、相談もありません。1人だとネグレクトです。これからは事前に相談や情報のない「意見書」は本会議でも全て賛成しないこととします。これはあらかじめ市民の皆様には宣言しておきます。

 昨日のブログでもお伝えしたように、これからは議員として感じることをもっと積極的に発言していきます。

 その第一弾として、今日の議会運営委員会で、傍聴議員ですが(会派に属さないと議運の委員にもなれません)発言を求めました。

 会派に属さない議員でも、選挙民の皆様に選出していただいて、その方々の負託を受けているわけですから、現状の会派制における「会派に属さない議員」の不利益を一部改善して、負託に応える議員活動の幅を広げる機会を与えるべきだと主張しました。

 意見要望として伝える形にとどまりましたが、具体的な改善案を纏めて12月議会の議会運営委員会に提出し、皆の議論に委ねたいと思います。