つきみ野

 皆様は、1983年にTBS系の放送局から放送された「金曜日の妻たちへ」という番組を覚えているでしょうか。当時、おしゃれな郊外生活を楽しむ家庭像を描いたドラマでかなり話題となりました。その郊外住宅街が「つきみ野」です。

 現在のつきみ野は、5丁目から8丁目までは、当時の景観が保存され、今でも大和市内で最も質の高い住宅街となっています。それというのも、当時から先進的な取り組みだと思いますが、地区計画や建築協定を定め、住民が開発事業者等と突っ込んだ話し合いを継続している成果と言えます。

 しかしながら、近年は居住者の高齢化も進み、空き家となる家も増加しています。しかし建築協定などにより最低敷地規模が守られており、敷地分割がしにくいため、区画が大きいまま売却しようとしても価格が高く買い手が見つからないという状況となっているそうです。

 このままいけば、空き家が益々増加し、地域人口も減少し、地域活力も失われることに危機感を抱いていて、たまたま今年の6月に空き家について一般質問したことや、少しはまちづくりがわかるということで、つきみ野のまちづくり委員会から勉強会の講師としてお招きいただきました。

 場所はつきみ野自治会の自治会館ですが、立派な自治会館で、いくつもの部屋があり驚かされました。

 午前10時から1時間ほどお話しし、その後1時間ほど意見交換しました。すぐには解決しない話ですが、今後も継続的に議論のお手伝いが出来ればと思います。

 

 昼からは、市役所に行き、今日の昼の締切であった全議員の一般質問通告書を纏めた冊子を受け取りました。午後4時から、一般質問に関する担当部署から、一般質問内容や趣旨などのヒアリングを受けます。

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