家族の介護と認知症

 久しぶりに大和市倫理法人会のモーニングセミナーに参加しました。講師は介護コンサルタントの横山道知氏で、「家族のかいごと認知症」と題しての講演でした。

 非常に示唆に富む講演でしたが、アットランダムに私の印象に残った言葉を書き出します。

1.正しい家族の介護の仕方、知識が広まっていない。もっと知識啓発したり、勉強する機会を設けるべき。

2.厚労省高齢者対策で目立った対策を行っていない。せいぜい認知症対策の一環としてオレンジサポーター会議など限られたものになっている。しかも予算不足で10年間で認知症対策には10年間で35億円程度。欧米はその10~20倍の予算を掛けている。日本の認知症患者が世界で数、率とも最も多いにもかかわらず。

3.特養は基本的に入居者3人につき、1人の介護職員が必要とされているが、介護職員が確保できないので、現在の特養は部屋は余っているにもかかわらず、入所数は制限されている。

4.健康の源は、快食、快眠、快便、水分補給、適度な運動の5つ。

5.家族の介護は、あきらめない、思いこまない、手抜きの3つを考えつつ、血圧や脈拍、体温などを常に観察することが重要。

6.家族の介護については、老人は家族の一言一言を自分にとって都合の悪いように考えがち。言葉の一つ一つに気をつけて会話する必要がある。

 特に6点目については、昨年の7月から義母と同居を始めたので、充分に留意する必要があると感じました。

 

 今日はこれから28日に予定されている私の後援会主催の新年会である「新春とことん会」での挨拶内容を考えます。28日の午後1時からコミュニティセンター桜丘で開催するので気軽にご参加くださるようご案内します。

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