湘南台文化センター

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 昨日は、一般質問の準備が一段落し久しぶりに予定の無い日となりました。天気もいいこともあって、藤沢市湘南台に行ってタウンウォッチングをしてきました。主な目的は、今年2月に英国のロイヤルアカデミー建築賞を受賞した長谷川逸子が設計した湘南台文化センターを久しぶりに見ることでした。

 この建物は1990年に竣工しましたが、長谷川逸子にとって、それまで住宅設計中心から芸術文化、公共建築、海外建築などに活躍の場を広げたきっかけとなる記念碑的な作品ではないかと思っています。

 久しぶりにじっくり見学しましたが、平日ということもあってそれほど賑わっていません。しかし、建物内部に入ると、体育館では湘南台地区社協主催の催し物があり、大勢の方が楽しんでいました。その他地域コミュニティーでの利用も多く見受けられました。市民シアターは、昨日は利用がありませんでしたが、地元の中学、高校、大学などの演奏、演劇発表会などに多く利用されているようです。

 建物は、築後28年も経過しているので、さすがに当初の輝きはやや失われている感がしました。特徴のドームも表面の劣化が進んでいました。いずれ大規模修繕が必要だと思います。公共建築なので、藤沢市が予算化する必要がありますが、予算確保できるかどうかです。公共施設の長寿命化の動きの中で今後が注目です。

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