住民説明会終了

 住民説明会が終わりました。説明会場には何と100人前後の住民が出席しました。東部センターに言わせると住民説明会にこんなに多く集まったのは初めてとのことでした。
15分前後の説明の後、質疑応答に移りましたが8時5分までの50分間は住民の側から熱心な意見が出されました。私はまちづくり市民協議会の立場から冒頭に東部センターに対して住民説明会開催の謝辞を述べた後、バリアフリーなまちづくりをする観点から、いくらバリアフリーな歩道橋を作っても、歩道橋自体がバリアとなり、特に高齢者や住民は利用しないと思われるが、今日のこの機会に住民の声を多く聞き、それを真摯に受け止めてほしいと発言しました。あとはなるべく発言を控えて他の方々の発言を聞いていました。
 発言の中で、スロープが片側100メートル、合計200メートルとなる歩道橋は皆利用しないなど現在の計画を見直すべきという趣旨の発言が多くありましたが、そのたびに会場から拍手が沸き起こりました。また桜小PTA役員の方から、子供の通学路確保のために歩道橋を設置するという理由で、平面での横断歩道を廃止し、高齢者などの犠牲を強いるようであれば、そのような理由を使ってほしくないという発言もあり、これも大拍手でした。
 このように現計画に反対の声の大きさに行政側もたじたじでした。これを機会に行政側も現在の計画を見直してくれれば良いのですが。
 これからも紆余曲折があると思いますが、根気強く行政側と住民本位のまちづくりについて議論し、その実現に取り組んでいきたいと思います。