大和市のまちづくりはどこを目指すのか
瀬谷駅では、駅に隣接して敷地面積1ha、延床面積2.4haの再開発事業(名称;ライブゲート瀬谷)が行われています。用途は物販、飲食等の商業、住宅、市民センター等の公共施設です。組合施行ですが、大京が再開発事業の組合員の一員となって事業が行われています。
以上のまちづくりを見て、どうしても大和市のまちづくりと比較してしまいます。大和市のまちづくりはどこに向かって進んでいるのでしょうか。単なる住宅都市として、駅前のポテンシャルのある敷地がマンション等に置き換わっていくのを容認し続けるのかどうか。住宅の単機能重視だけでは、継続的な都市活力維持には限界があります。他都市や周辺地域との関連で、差別化する、大和市の地域ポテンシャルを発掘する、他都市のポテンシャルを利用する、競合に負けないビジョンと方策を打ち出すなどの明確な都市戦略を構築する必要を感じます。
現在は新型コロナの影響で、社会・経済状況が大きく変化し、先が見通せない状況ですが、このような時こそ、将来を予見し、将来のまちづくりのあるべき姿を模索する良い機会であるとも考えます。