田中角栄の話

  議会の真っ只中ですが、12月5日は一般質問の最終確認をして、夕方から、横浜で行われた勉強会に出席しました。
 講師は、田中角栄の秘書官を努めて、その後、通産省事務次官アラビア石油社長を歴任した小長啓一氏でした。
今、再評価されている田中角栄の主な業績、決断などの裏話やエピソード、人柄、など2時間にわたって、立ったまま、しかも原稿なしで話されました。体力、記憶力ともに感服。
角栄の話も面白く、特に初めて聞く裏話は秀逸でした。
 最後に、小長氏が個人的に気にかかっていることとして、現在の中央省庁の役人は、昔に比べて、東京や近県の出身者が多くなり、2世、3世議員も選挙区は地方だが、生まれも育ちも東京という人が多くなっていることだと話していました。
したがって、様々な地方活性化策も地方との一体感や高揚感が希薄になっているとも話していました。かなりうなづける話です。