カレー作り
16日の夕方から、17日の食事会に備えてカレー作りに着手しました。最初に牛のすね肉、スジ肉それぞれ600グラムに塩、胡椒、カレーパウダーをまぶして焼き、それを皿に取り出します。その後、玉ねぎ7個分をチャツネになるまで根気強く45分ほど炒めます。7個分だったのがほんの一握りの量になります。そのチャツネに、スープを入れます。スープは、セロリ、しし唐、カシュウナッツ、ニンニク、ショウガ、赤唐辛子、トマトなどをミキサーにかけたものです。そのあと灰汁取りし、灰汁が出なくなったら取り出した肉を入れて再度灰汁取りします。今日はここまで。
一晩寝かして、明日は赤ワインや塩、チョコレート、バターなどで味を調え、仕上げにステーキ肉を加え、ニンジン、ジャガイモを加えて完成です。2日がかりのカレーは手間暇かけた分だけ美味しいと評判です。
近況;会報作成の後、タウンウォッチング
近況です。15日は出身高校のOB,OG会である湘北支部(大和、相模原)の会報(8ページ)の原稿を校了し、印刷を発注しました。これで一段落です。
その後、両親と義父の墓参に行きました。
16日は、土曜日に遅いお盆の家族、親族の食事会のための食材の買い出しでした。
買い出しを終えて、私自身、大和市内の中であまり詳しくない「公所(ぐぞ)地域」を運動を兼ねてタウンウォッチングをしてきました。最初に目に入ったのが、大和市内で最もマンモス校と言われる北大和小学校の増築工事です。校庭を見ても狭く、児童も先生も運動会や日常の運動、授業も大変な工夫を重ねていると実感しました。現在以上の生徒増加、受け入れは物理的に困難と感じました。
公所自治会は八王子街道と境川に挟まれ、2,000世帯とこれもマンモス自治会です。八王子街道の反対側のつきみの地域に比べて地区内道路は、あまり整備されていません。おそらく農道を拡幅して整備し、そこに戸建て住宅中心の開発が張り付いて街が形成された感があります。境川沿いの斜面緑地は一部保存されていますが、これもあまり保存されていませんでした。
このような地域を整備するためには、区画整理事業は困難なので、せいぜい修復型の地区計画を導入することしか考えられませんが、これも地域住民の同意が必要です。特に狭隘道路で消防車が進入困難な地域を洗い出し、その道路沿いの住民同意を得て狭隘道路の解消に努めたり、ポケットパークを整備することなど地道なまちづくりしか思い浮かびませんでした。
しかし、周辺地域は様々な商業施設などがあり生活しやすい環境であることも感じました。ルートとしては、北大和小学校から境川沿いを歩き、鶴間橋際から地区内を歩き、浅間神社を参拝して八王子街道に戻りました。
夾竹桃
昨日6日は、保護司会の夏季防犯パトロール・ミニ集会が高座渋谷で行われました。
パトロール中に気が付いたのですが、地域内の公園に夾竹桃が2本植えられていました。
夾竹桃は、庭木や公園などに植えられていることもある、人気の植物です。しかしそれと同時に、夾竹桃は「毒を持った危険な植物」という一面も併せ持っています。夾竹桃の毒性は、花や茎はもちろん葉や根など、ほぼすべての部分に含まれており、この毒性は口や粘膜に触れた場合はもちろん、素手で夾竹桃の粘液に触れただけでも炎症を起こしてしまうこともあるため、取扱には細心の注意が必要とのことです。
さらに夾竹桃は燃やすと煙に毒が溶け込み、その煙を吸い込むことで中毒症状を引き起こすそうです。
児童が多く遊ぶ公園や学校、街路などにも多く植えられている植物ですが、その毒性をどれだけの人が認識しているかはなはだ疑問です。
大和市でも、順次植え替えたり、その毒性を利用者に周知するような取り組みが必要と感じました。
夏祭りの真っ盛り
遅い梅雨明けと共に、いきなり真夏がやってきました。そんな中で夏祭りが真っ盛りです。8月1日は社会福祉法人の和喜園の夏祭りの準備をお手伝いし、翌日2日は夕方からのお祭りに参加させて頂きました。
その前の午後2時から県道丸子中山茅ケ崎線促進協議会の総会に委員として参加しました。
3日の土曜日は、16時から桜ヶ丘自治会の夏祭り、16時半から宮久保自治会の夏祭りにそれぞれ参加しました。桜ヶ丘自治会の夏祭りでは、地元中学校のブラスバンドや、地元バンドのSKB、親父バンドの敬愛亭、女子サッカーの2部リーグの大和シルフィードの参加など盛り沢山のプログラムで大いに堪能させて頂きました。
4日の日曜日は、地元自治会の親和会の夏祭りでした。朝8時半から地域の皆様と準備を行いました。約3時間かけてようやくあらかたの準備が完了しました。本番は18時からで、私のカラオケの唄をご披露させていただきました。
地域活性化事例② (山梨県市川三郷町;歌舞伎文化公園)
相模原市の藤野に続いて、山梨県の市川三郷町の歌舞伎文化公園をご紹介します。
市川三郷町は人口が約15,700人、世帯数約6,680戸のまちです。このまちは、歌舞伎の初代市川團十郎のゆかりの地としても有名です。そのため歌舞伎文化の振興に力を入れてきたとのことですが、その象徴として歌舞伎文化公園が整備されました。
公園の総面積は約2haで、その中心施設として、最初に文化資料館が整備されました。
そのあとふるさと創生事業を機に、ふるさと会館(お城)と付随する470人収容の多目的ホール、芝生広場などの周辺整備を行い現在の姿になったようです。
お伺いして、最初に文化資料館に入場しました。展示資料は市川家からも多く寄贈されており、充実したものでした。平日ということもあり、他の客はおらず、40分以上も懇切丁寧に解説して頂き、歌舞伎のいろはや、歌舞伎界のトップに君臨する成田屋の市川宗家の名跡が市川團十郎であることなどを教わりました。12代目が亡くなった後、空席のままですが、市川海老蔵がいつ13代目を襲名するのかが大きな話題となりそうです。
ふるさと会館は、写真のようにお城の形状です。確かに城に上ると見晴らしが良いのですが、付属施設のホールやレストランの稼働率は良くないようです。
芝生広場は、忍者をテーマとした遊具があり、子供たちには喜ばれそうですが、平日なので、人影はまばらでした。
以上を総括すると以下のようなことが言えるのではないでしょうか。
1.歌舞伎ゆかりの地であることから、文化資料館の内容は充実して素晴らしく、見ごたえがありました。これを文化資産としてまちづくりに活用することは必然的です。
2.しかしながら、従来、お城がない地に、ふるさと創生事業を機に大掛かりな城やホールを造ってしまったことは大きな反省点です。現在、需要や利用の少ない大掛かりなハコモノにより、維持管理費の負担が行政の財政を圧迫していることは明らかです。
どうせであれば、歌舞伎の原点に戻って、初期歌舞伎の舞台を復元するほうが話題性とランニングコストの軽減になったと考えます。
(ふるさと創生事業の負の遺産を見た思いがしました。)
地域活性化事例①(藤野;芸術の道)
地域活性化事例として、これから様々な事例をご紹介したいと思います。なお、内容についてはヒアリングしていないので、あくまでも私の主観、印象のみの記述になります。従って事実と異なる記述や見落としていることもあることをあらかじめご了解ください。
最初に相模原市の藤野の芸術の道をご紹介します。文献などによると昭和61年に「藤野ふるさと芸術村構想」の理念が提唱されて、最初は神奈川県や旧藤野町などの行政と、観光協会、各種団体、スポンサー企業などが中心となって、事業の企画、運営を行ってきたとのことですが、現在は主体が市民や在住芸術家へと移行し、市民自らが事業の企画、運営を行っているとのことです。
私も様々な地域活性化に取り組んで来ましたが、これは理想的なプロセスであると考えます。当初の行政主導から市民・住民主導へのプロセスが実現することはそれほど多くありません。
現在の藤野地区は芸術村にふさわしい様々な施設が存在し、様々なイベントが行われています。また、芸術を志す人々以外に、緑豊かな環境にひかれて、農業を基本に自然と共存する永続可能なライフスタイルを目指す人々も移住してきているようです。地域の方々や新たな移住者により様々な取り組みやイベントも行われています。
そこで今回、芸術村の主要事業として行われた「芸術の道」と「神奈川県立芸術の家」、2010年にオープンした「ふじのアートビレッジ」に行ってきました。
芸術の道は、約30点ほどの彫刻やオブジェが道路沿いに点在し、2時間ほど歩いて見て廻りました。いずれも意欲的な作品で見ごたえがありました。しかし、残念なことに、平日のせいだったかもしれませんが他の見学者には会いませんでした。
また、作品群も経年劣化で塗装が剥げていたり、作品案内板に苔がこびりついていたりでメンテナンスが良くありませんでした。
神奈川県立の芸術の村は平日ですが団体の利用者が利用していました。ふじのアートビレッジは土日が出店者も多くなるようで、行った日は平日なので客が多くありませんでした。
以上、駆け足での見学でしたが、独断で整理すると以下のことが言えるのではないかと思います。
第1に理念に基づいた地域振興が30年以上にわたって継続していることに素晴らしさを感じます。さらに繰り返しになりますが行政主導から民間主導へとリレーされていることは、これもまた素晴らしいことだと感じました。
第2に芸術の道の彫刻、オブジェのメンテナンスを日常的に行う仕組みづくりが必要と感じました。最近は話題性にも欠けているのではないでしょうか。ハードは一度完成した後、常に新たな話題性を提供する継続的な取り組みが必要と考えます。そのためにも数年に一度は改たな彫刻やオブジェを地元在住の芸術家から公募することや、芸術の道に関連するイベントなどを行うなどの話題性提供が必要なのではないかと感じました。
ふじのアートビレッジは土日に再訪したいと思います。
薬物防止キャンペーン
南九州を中心に大雨が心配されますが、大和市でも昨日は朝方大雨でした。そんな中で、午前中はイコーザで茶道の稽古でした。午後3時過ぎからは、鶴間のイオン、ヨーカドーで行われた薬物防止キャンペーンに参加しました。薬物使用は最近も社会を賑わしているため、市民の関心も高いように感じました。
横須賀三浦稲門会
15日に大和稲門会からの来賓として横須賀三浦稲門会の総会に出席しました。横須賀ということもあり、講演会は海上自衛隊の1等海佐が登壇し、「ソマリア沖の海賊対処」についての話をお聞きしました。海上輸送を海賊から守るための活動の実態は非常に興味深いものでした。我々の海外からの食糧、原材料などがこのような方々により守られていることを改めて感じます。
懇親会では、早稲田卒業でもある上地市長が駆け付けて挨拶していました。その中で住友重機の一部用地が市に無償譲渡された経緯について触れていました。今までは横須賀市が勝手に構想を描き住友重機にプレッシャーを掛けていたこともあり、市長を含め市の関係者は役員にも会えなかったととのことです。しかし下地市長が今までの構想を全面撤回して、住友重機に白紙の姿勢で真摯に向かい合ったために、会社側が理解を示し、無償譲渡に結びついたようです。残りの土地も土地利用について、当然話し合いが開始されることと想像します。